精神科初心者なメル男さん
友人への想いは、なんとかふっきれたと思います。
で、メル男さんですが、本日心療内科に行って来たそうです。感想は、「案外普通だった」とか。
心療内科とか精神科に行く時って、もうものすごい人ばかりかと思うそうですね。でも、大抵の患者は感情鈍磨といって感情が鈍っているので、大人しい人ばかりだと思います。
どこかの精神科で、患者がナイフを持って暴れた時も、そこに居合わせた患者は皆無関心でうつむいていたのを見たという話も聞いたことあります。
慌てていたのは看護師や受付だけだったとか。そういえば、うちの施設でも、東北大震災の時に作業をしていたのですが、皆冷静に落ちてきそうなものを押さえたり机の下に避難したりしていました。
精神病患者って、案外そういう大事には強いのかもしれません。
そういえば、阪神大震災の時も、ニートや引きこもりたちが出てきて、率先してボランティアを始め、事態が収まってくると再び引きこもってしまったという話も。
要するに、ライオンのオスの法則でしょうか。事件が起きたら出てくるっていう。
メル男さんは、今日のメールは至って普通でした。精神科を受診したことで安定したのかもしれません。
でも、書類を書いたりして、待たされて疲れたと言っていました。精神科を受診する時は、簡単な自己分析と心理テストみたいなやつをやるんですね。どっちかしかやらない所もあります。
自己分析は、今までどんな生活をしていたか、症状はいつ頃始まったか、というもので、心理テストは簡単な設問に合っているかそうでないかをチェックするものです。
それらを総合して担当医が改めて問診をするのですが、そこまでが確かに長く待たされるので、午前中に行っても午後までかかることもあります。なので、精神科を初めて受診する時は、その後に予定を入れないことです。
メル男さんも、普段はあまり喋る方ではないらしく、医者とはいえ自分のことをさらけ出すのに抵抗があった、と言っていました。
でも、それが普通です。通常、精神科ではその場で「鬱です」とか診断をされることはありません。それは、患者がまず担当医に心を開いてからが本格的な治療になるからです。
心を開かなくては、うかつな診断はできません。
それと、メル男さんは「薬代が高くてびっくりした」とも。
精神科の治療ですが、今はまずパキシルという新型のSSRIと呼ばれる薬を処方することが多いようです。
パキシルは、確かにめちゃくちゃ高いです。なので、約1年以上継続して治療が必要な際は、自立支援という、病院代を3割負担から1割負担に軽減する制度があります。
これは、医者はあまり勧めてこないので、自分から様子を見て言ってみることが大事ですね。私の場合、担当医から直接「こういう制度があって~」と説明を受けて、「確かに薬代で大変だな」と思ったので支援を受けました。
ただ、パキシルは、感情をフラットにする薬なので、死ぬこともあまり怖くなくなることがあります。
なので、自殺念慮のある人にはあまりお勧めできない薬ですね……。メル男さんの場合は、自殺は考えていないようなので、大丈夫だと思いますが。
友人と恋愛感情
もう、友人のことで悩むのはやめようと思いました。
自分が男だったら、とか、友人が男だったらとか、思ってしまったのですが、そんなこと言ってたって現実が変わるわけじゃないんですよね。
好きになっちゃったのなら仕方ない。でも、そこから進むのを拒否するのも仕方がないかと。
止めたからといって、やっぱりメール貰うと嬉しいですし、まあ、そういう感情は大事にしていこうと思います。
そこから、段々普通の関係に戻していけたらいいなと。
だから、友人が好き!とか、それ以上の関係になりたい!とかは、もうおしまい!
友人といると、何がなくても「ゴミついてるよ」と髪を触ったりしていたのですが、そういうのもなしにしないとですね。
だって、私も女性に告白されたことありますが、なんだか今までの友情が嘘だったみたいな、全部下心だったみたいな、そんな感情を持ってしまったことがあります。
多分、友人は優しい子だから、私の気持ちをぶつけたら、何カ月も悩ませてしまう。友人を苦しめるのは、私にとってもしたくないことですから。
でもですね、今まで男性に感じなかった下心を、友人には感じるのです。
愛してるとかは分からないんですけど、抱き合って眠りたいとか、セックスしたい、とかそういうものを孕んでいる感情なんですよね。
これを友情に戻すのって結構苦労いるんじゃない?とも思うのですが。まあ、熱しやすく冷めやすい私は多分平気でしょう。
友人は、私と違ってオシャレさんで、仕事もバリバリこなして、女性からも憧れられてて、私とのメールをやり取りしてくれる時間があるのが不思議なくらいです。
多分、私がメンヘラ告白したので、「寂しがらせるといけない」というのが友人にはあるのだと思います。
メル男さんには、下心を感じません。
そりゃ、メールだけのやりとりだからだろ?とも思うのですが、友人とメル男さんって何が違うんでしょう。謎です。
出産のタイムリミットは・・・
他の方の恋愛ブログを読んでいると、やはり30代~40代は、恋愛したら結婚とか子供を作るとかが前提になるようですね。
私の場合、今すぐ妊娠したら、精神科のお薬を止めなければならないので、難儀です。
主治医からも、「妊娠のご予定はありますか?今飲んでる薬の中に、妊娠したら子供に影響する薬があるんですよね……低確率ですが」と言われたこともあります。
また、私は世の中というものに絶望しきっている時期が長かったので(今はだいぶ緩和しました)、こんな世の中に大事な子供をわざわざ放りこむのはどうなのかということも思ったり。
さて、メル男さんは、なんだか精神科の診察を受ける、とか言っています。
それほど、結構しんどいらしく、「これ!というはっきりした不安ではなく、ぼんやりとした不安が常にある」状態のようです。私は、初期の鬱状態ではないかと思っています。
冬って、鬱になる人多いんですよ。主治医からの知識では、低気圧が心の病気に良くないそうです。
臨月の妊婦が出産しやすいのも低気圧の日(雨とか台風とか)が多いそうです。
うーん、人間って結構繊細な生き物なんですね。
メル男さんからのメールに返信はしていないのですが(すぐ返信すると、感情が先に入ってメンヘラ全開のメールをしてしまいそうなので)、「楽になるのなら今のうちに精神科に行っておいた方が良いですよ」と返そうと思っています。
精神科なんてね、医者に鼻で笑われる程度の時に受診するぐらいでちょうどいいんですよ。
私の場合、何年もずるずる引きこもりしてしまい、ようやく罹った当時の主治医に「もっと早く来れば良かったね」と言われてしまいました。
鬱は心の風邪といいますが、私は「鬱は心の骨折」だと思っています。その時に、適切な処置を受けないと、曲がったままで骨が繋がってしまう……それで、さらに社会的に生きにくさを感じてしまうのではないかと。
でも、勇気が出る話も聞きました。
私の祖母を産んだ曾祖母は、45歳の時に祖母を産んだそうです。
昔もそうですが、今でも高齢出産ですよね。女なんてものは、いくつになっても女を忘れなければなんとかなるもんです。
ギャルゲー男
私は、いわゆる障害者に入ります。
で、その施設で働いているのですが、そこで出会った男性がなかなかムムッ!な人だったのです。
そこの施設は、精神障害者の人たちが社会に出るためのステップアップの場として働いています。
施設に入所したばかりの頃は、明らかに独り言を言っている人とかにびっくりしていたのですが、その人は本当に純粋な人でした。最初、怖いと思っていたのが申し訳ないです。
しかし、精神障害の人の集まる場ですから、もちろんあの人が苦手、この人が嫌い、というのもあります。
その人は、まるでギャルゲーのように女性を攻略しようとしていたので、ギャルゲー男さんと呼びます。
ギャルゲー男さんと仲良くなったのは、メールからでした。
彼が、「メールの練習をしたいので、メールに付き合ってもらっていいですか?」と言って来たので、「パソコンのメールでいいなら……」と応じたのが最初でした。
そこから、他愛のない雑談をメールでしたりして、半年ほどが過ぎた頃です。
相変わらずその施設で会ったりもしていたのですが、何故かホワイトデーに「皆に配っているので」とお菓子をくれたり(しかし、同じ女性のもう一人しか配っていなかったことが判明)、「好みの男性はいくつくらい離れていても平気ですか?」(その人と私は一回り年齢が違った)とか、挙句には「アンナさんは夏帆に似ていますね」とか……。
自分で鏡を見ても、「どう見てもたんぽぽの川村エミ子(白鳥じゃない方)だよなあ」と思っている私に、夏帆はないだろ!と。
それで、なんか嫌になってきて、こちらからメールの返事をするのを一行にしたのですが、あまり変化はなく……。
施設の職員にも相談したのですが、「それは、メールするの止めた方が良いよ」と言われ、メールも止めたのですが、そこから4カ月、返事のないメールにずっとどうでもいい話をメールしてきたのです。……私の返事は要らないんだな、ただ聞いてくれる人がいればいいんだ。と思いました。
その間、施設では「クリスマスカードをお送りしたいので住所を教えてください」とか言われ、「そういうのは皆さん平等にお断りしているんです」と断ったものの、カードなんて会った時に渡せばいいじゃん、住所教えてって言うのがなんか変!と思い、施設でもその人を避けるようになりました。
そうしている時、同じ施設に通う友人にそんな話をしたら、なんと「私は彼氏とギャルゲー男さんとの間で揺れてた!」と。おいおい、友人にもやってたのかよと。
さらに、施設外でも、女性が関係する所ではほとんど同じような手口で女性と仲良くなろうとしていたことが判明。で、「ギャルゲーかよ!」と思ったのでギャルゲー男と名付けたわけです。
で、その友人が、「アンナさんの情報で目が覚めました。その人とは関係を断ちます」と言い、そのまま私もその人との関係を断つことにしました。
幸いというか、本命はその友人だったらしく、私は「友人に都合の悪いことを吹きこんだ女」という立ち位置にされたらしく、そのままスムーズに関係を断つことができました。
ちなみに、その人は現在、施設にはいません。
別の施設で、就労支援が始まり、そこに行っているようです。そこでも、別の女性と関係を持っていることが判明して、「変わってねーな」と思ったり。
そう、人って変わらないんですよね。これは、色んな人づきあいハウツー本にも書いてありますが、あなたの本意がそうそう変わらないように、他人も変わらないんです。何か大きなショックとかがなければね。
だから、こういう人ともうまく距離を保って付き合うことができたら、もっと違う結末があったのかもしれないとか考えたりしますね。
メル男さんが不安定らしい
今日、メールで告白してきた人(以下、メル男さんと記述します)から2日ぶりにメールが来ました。
どうも、最近心の調子が良くないそうです……。メールにもそれが表れていて、私の書いたメールの表現が自分は嫌だ、とか言ってきます。なんか、必要以上にイライラしているようで、心配です。
そもそも、私が告白の返事や、実際に会おうというお誘いを断ったことで、なんか事態が悪化したのかなーと思ったりします。
でも、メールだけで、写真も交換していない相手といきなり会おうというのもどうかと思うんですよね……。それで、私の顔を見て、受け入れられない顔だったらどうするの?とか。
メル男さんとは、半年間メールを続けてきて、2日も間が空いたことはありませんでした。
内心、他に好きな人ができたんじゃないかと思っていたのですが、真相は分かりません。
まあ、私がどうこう言える立場ではないのですが。
私は、友人兼永遠の片思い相手から心を返してもらわなければ、前には進めないでしょうね。
私には、2人を同時に愛するということができません。そもそも、友人に友達以上の恋心を持っていると認められたのもごく最近ですし。完全に陽性転移だと思うんですけどね……。
メル男さんには気の毒ですが、私は一応、「いつでも他の人を好きになっても良いですよ。でも、私には知らせてくださいねw」と言ってあるのですが、メル男さんは「アンナさんの気持ちが固まるまで待ちます」と言ってくれています。
その優しさに甘えているのが今の状況です……はは、我ながら、こんなに女々しい女だとは知りませんでしたよ。
「女々しくて」という歌がヒットしましたが、メル男さんが他に好きな人ができたら、もっと女々しいことを書いてしまいそうです。
彼女とのこと
これは、一つの私の恋が始まった瞬間に終わっているという物語として読んでください。
私が彼女に恋をしたのは、病気を打ち明けてから。
いわゆる精神の病を患っている私は、そのことを誰にも言えずにいました。彼女以外には。
彼女は、快活で行動力があり、男性はもちろん女性にも人気のあるタイプの子です。
話の流れで彼女に「引くかもしれないけど、実は精神が変になってて~」と打ち明けたのですが、彼女は「そんなので引かないよ。私とアンナは友達のままだよ」と言ってくれました。
その言葉に嘘はなく、今でも彼女は私と繋がりを持ってくれています。
「私は、アンナに頼ってほしい」と照れくさそうに言う彼女に、私は恋をしたんです。
でも、彼女と私は同性同士ですし、この病気にありがちな陽性転移という、たとえば主治医など、病気を受け入れてくれた人を好きになる一種の勘違いだと頭では分かっています。
でも、心はいまだに彼女の元から返してもらえません。私には、前記したように、メール上ですが、好きだと言ってくれる異性がいるにも関わらず、同性の、どう考えても無理な相手に恋をしたんです。
でも、この恋は、もう終わり。
だって、絶対に結ばれない恋ですよ。だから、終わりにするんです。
いつか、思い出になるように……。
恋愛ブログ、始めました
こんにちは。アンナといいます。
今までの私は、完全にモテないブスで30過ぎの女……もちろん処○。
そんな私が、最近メール友達から告白されてびっくり!でも、メールだと顔も見えないし、チャットみたいにリアルなお相手の感じも分からないし……で、返事は待ってもらっています。かれこれ半年になりますが。
でも、私には他に気になる人もいるんです。
なんと、それが同性の友達!かねてからバイセクシュアル寄りだった私は、彼女に恋をしました。でも、彼女には言いませんし、このブログ以外では口を閉じていようと思っています。
また、過去の恋愛も散々な結果で……。一応、モテ期のようなものもありましたが、望まない人とばかり縁を結んでしまって、これって果たしてモテてるの?と思ったり。
そんな私の恋愛ブログです。