アンナの記録

モテない女の恋愛日記

障害者の恋愛事情

 ちょっと間が空いてしまって申し訳ないです。

 

 その間、何か進展はあったのかというと、何もありませんでした。

 ただ、メル男さんは、以前より感情の起伏が収まって来たように思えます。やはり、精神科で薬を飲んでいるのが良いらしいですね。

 

 さて、そんなこんなで、図らずも障害者同士の恋愛沙汰(?)になっているのですが、私はあまり気にしていません。

 障害者だったら、障害者とはっきり言ってくれる方が、こちらも変に「なんかこの人テンションがおかしいな」とか案ずることもないですし。

 

 以前付き合っていた元彼は、障害者と言われることが怖くて、何年も引きこもっていた人でした。

 ネット恋愛だったのですが、「病院行きなよ。楽になるから」と忠告しても、「だって人がこっちを見るよ。うわああああああ」と発狂するので、私は「あ、これダメだ。私におんぶだっこするつもりだ」と思って別れを口にしました。

 

 それなら、普通に障害を受け止めて、真面目に薬を飲んで診察も受けて、障害を治そう!という意思のある人の方が断然魅力的です。

 メル男さんはそこのところ、賢明な人だと思います。

 

 大体、障害なんて、今の時代、珍しくもありません。

 普通に病院も混んでいますし、待合室で見る限り、皆さん普通の人ばかりです。ただ、それが病気による感情鈍磨なのかは分かりませんが。

 

 私の通っている施設でも、皆さん大抵は良い人ばかりです。

 たまに、「この人めんどくさいな」という人もいますが、それはまあ、実生活に出ても同じようなものでしょうしね。

 めんどくさければ、「ああそうですか」とだけ話してスルーすればいいだけです。普通はそれで去っていきますが、それも通じない人もいたりしますけどね……。

 

 メル男さんの場合、障害者云々というより、実家から出る意思がないのと(私も実家暮らしですが、アルバイトを始めたら出ようと思ってはいます)、経済面で不安があるのが一番ですね。あと、顔を見ていないこと。それと、なんか、「恋人」というものに恋に恋しているような感じはします。

 

 障害者でも、夜中に電話してくるとか(メールはまだセーフ)、「死ぬ、死ぬ」と言ってリストカットしかしてないとか、そういう人はさすがに私も背負いきれないのですが、普通にパキシルで容態が良くなるぐらいならば別に健常者とそんなに変わらんなと思います。

 

 友達関係なら、それも別に「迷惑だなー」とは思うのですが、「まあ、大変だろうから」と受け入れることはできるのですが、恋愛対象となると別ですね。最初から女性に甘えようとする人は嫌いです。紐っていうんですか?それと変わらんじゃんって思うのです。

 

 知り合いに、50代で障害者になった人がいて、「ふーん、大変だろうな」と流していたら、何故かメールで(私は複数ブログを持っていて、フリーメールを公開している)「アンナさんと付き合いたいです」とか!あんた……と開いた口がふさがりませんでした。

 そもそも、その人、妻子持ちなんですよ!で、ブログでは奥さんののろけを書いている人で、「それで私にアピールかけるってどういうこと!?」と思います。

 私は、いくらお金があっても、愛人になるつもりはありません、と静かに返しました。それから、返答はありません。男って50代になってもモテるつもりなんでしょうね……。